C型肝炎

- HEPATITIS C -

主な症状

倦怠感、食欲不振などの症状がでるが、軽度で気づかないことが多いです。
C型肝炎ウィルスは慢性化率が非常に高く、通常の感染で60~70%が慢性化するといわれます。
10~15年かけてウィルスは増殖していくが、

症状が出ないまま肝硬変や肝臓がんに移行することもあります。


どんな病気?

C型肝炎ウイルスの感染によって肝機能障害(肝炎)を発症する病気で、
血液が直接体内に入ることによって感染します。
気づかず放置してしまうと肝硬変や肝がんに移行する可能性があります。
現在日本では、肝がんの約60%がC型肝炎ウイルスが原因になっています。
ただ、肝炎ウイルスの治療は飛躍的に進歩しており、早期発見・適切な治療により
体内からウイルスを排除することが可能になりました。


症状について

感染してから症状が出るまでの期間 :2ヶ月~3ヶ月程

 

症状は軽度で気づかないことが多いです。
主に、倦怠感(軽い)、食欲不振(軽い)という症状があります
体が少しだるいや食欲がない程度で黄疸も出にくいため気がつかないことが多いです。

10~15年かけてウィルスは増殖していきますが、

症状が出ない時期を経て肝硬変や肝臓がんに移行する可能性があります。


感染について


感染率

夫婦間のC型肝炎ウイルス 感染率は年間0.23%といわれています。


感染のリスクが
高い人

感染のリスクが高い人

・刺青をいれる
・注射器を使いまわす
・不衛生な器具を使用してピアスの穴をあける


感染ルート

感染経路は血液のみです。
アナルセックスなど出血をともなう可能性がある性行為によって感染します。
タトゥーなどの針の使いまわしや、覚せい剤等での注射の回し打ちによる感染も増えています。


原因菌・菌がいる箇所

血液


感染部位

肝臓


当院の検査

検査方法

検体:ろ紙血(血液検査) 

検査結果

ご返送日から最短5日後~
(日・祝日は検査を実施しておりません)


当院の治療

詳細な診察が必要なため、オンラインでの治療は行っておりません。

専門機関での受診をお願いします。


よくある質問

2~14週間の潜伏期間を経て急性肝炎を起こすことがありますが、急性肝炎を起こすことは比較的まれです。

心当たりから2ヶ月後から検査が可能です。

重症化する前に適切な治療を受ければ、95%以上の確率で完治が可能です。

C型肝炎を調べるには血液検査を行います。
採血量は5mlほどで、採血自体は5分ほどで完了です。結果が出るまでには1週間ほどかかります。

C型肝炎が母子感染する可能性はゼロではありませんが、ごくまれです。
母子感染した場合、約3割のお子さんが3歳までに自然治癒するという報告があります。

これまでに授乳でC型肝炎が感染したという報告はありません。
ただし、母親の乳首に傷がある、または出血している場合は治るまで授乳は控えるべきです。

LINEに検査結果をお送りさせていただきますので、ご来院していただく必要はございません。