喉へのクラミジア感染症

- Pharyngeal chlamydia -

主な症状

風邪に似た軽い症状が出る方もいらっしゃいますが、
気づかないことがほとんどです。


どんな病気?

セックスの多様化により近年、急増中

性行為の経験がある方であればだれでも感染する可能性のある病気です。
オーラルセックスが一般的になった現在、咽頭(のど)へのクラミジア感染が増加しています。
感染率が高いため、男性の性器から女性の咽頭と性器などへ感染、次は女性から男性が再感染、という
パートナー感で感染を繰り返す「ピンポン感染」が起こりやすい性感染症(STD)です。
特に咽頭に感染したクラミジアは、性器への感染より治療に時間を要するため、
完治させないとピンポン感染を起こしやすいと言えます。


症状について

感染してから症状が出るまでの期間 : 2週間前後

 

症状があっても軽度なため気がつかないことがほとんどです。
症状が出たとしてものどがイガイガする程度で、検査をして初めて感染に気づく方が多いです。
感染に気付かないまま性行為を行うことで、パートナーを感染させてしまったり、
自分自身が重複感染してしまう可能性があります。
咽頭淋菌と症状が似ており、検査をしてみないとどの病原体に感染しているかが分かりません。

症状は、無症状か出ても軽度で気付かないことがほとんどです。
主な症状としては、風邪に似た症状、のどがイガイガする、
のどに腫れや痛みがあるといった症状がみられます。


感染について


感染率

オーラルセックスによる女性の咽頭から男性の性器(泌尿生殖器)への感染が増加


感染の可能性が高い性行為

感染の可能性が
高い性行為

・オーラルセックス


感染のリスクが高い人

感染のリスクが
高い人

・パートナーが多い
・不特定の人との性行為
・オーラルセックス
・避妊具を使わない


感染ルート

オーラルセックスによる粘膜どうしの接触や
膣・尿道からの分泌物の接触により感染します。


原因菌・菌がいる箇所

咽頭、膣、子宮頸管部や尿道分泌物の中


感染部位

咽頭


予防

コンドームの着用により感染リスク軽減が可能です。


当院の検査

検査方法

男女共通:咽頭ぬぐい液検査

検査結果

ご返送日から最短5日後~
(日・祝日は検査を実施しておりません)


当院の治療

検査方法

飲み薬を処方いたします。

治療料金

4,950円(税込)


よくある質問

通常発症には1〜3週間程度かかりますが、無症状のことが多いのがクラミジアの特徴です。

感染の機会からすぐに調べられます。

お薬を正しく服用すれば完治します。

お薬を内服しない限り治癒することはありません。

処方薬でしか治療ができません。

お薬を内服していただくと数日で症状が改善することがほとんどですが、稀に耐性菌や他の病気を重複している場合など治癒しないこともあります。治療の効果判定のために1週間以上あけて再検査してください。

LINEに検査結果をお送りさせていただきますので、ご来院していただく必要はございません。